債務整理を検討する場合、重要となるのは、サラ金のような高金利業者との取引の期間の長さです。
例えば、取引期間が短く、過払いの期間が数ヶ月程度ならば、返還請求をするよりも弁護士費用のほうが高くつくこともあります。
弁護士費用の相場は、任意整理の場合、業者一件につき2~3万円くらいだとされます。
この金額は着手金なので、返還に成功しても失敗しても必要となります。
そのため、弁護士に依頼する前に、業者と直に相談してみるのがオススメです。
業者との話し合いでは、金利が高いことを告げて月々の利息を減額してもらうように話します。
ここで応じてくれなければ、弁護士を通す旨を伝えると応じてくれる確率が高くなります。
業者との交渉の末、どうしても合意が無理だと判断したら、今度は弁護士に依頼することになります。
弁護士のなかには、初期費用(着手金)を安く設定しているところもありますが、それよりも大切なのは借金問題解決の実績です。
弁護士の実績を考えて依頼する必要があります。大手弁護士事務所の場合には、在籍する弁護士全員の実績を合計している場合もありますが、これはあまり意味がありません。担当してくれる弁護士自身の実績が重要なのは言うまでもありません。