過払いの発生を疑ったら、まずは取引の履歴の開示

、『過払い返還請求』について考えてみませんか?
借金の返済に一生懸命になりすぎていて、実はたくさん支払っているにも関わらず、全くそのことに気付いていない方も大勢いると聞いたことがあります。債務者が債権者に早変わりするのです。テレビや、CMなどでもよく見かけるようになりました。

返還請求が増加して、貸金業者の経営が危ないなどという話もあります。大手業者でも、武富士のように、会社更生法の適用を受けて事実上倒産してしまった会社もあります。大手でも、アイフルが事業再生ADRなどという報道もありましたが、これも過払い金返還の増加が関係しているようです。

その話を聞いて、まさか、そんなことがあるなんて!と驚いたのですが、実際にはそういうことが多々あるのだと知り、いまだもって信じられないような気持です。どうして、そんなことが起こってくるのかがあまりよく理解できないのですが、完済をしてしまった方、もしかして自分は『過払い』している部類に属するのではないかと、一度疑ってみるのも良いのかもしれませんね。思いがけずに、そのことが発覚するかもしれません。発覚したならば、それはプラスに受けとめて、前向きにとらえるべきだと思います。

そして、過払いの発生を疑ったら、まずは、取引の履歴の開示を請求してみましょう。それをもとに利息制限法の計算をします。専用ソフトをダウンロードして自分で計算することもできますが、なかなか難しいと思えば、この計算の代行をやってくれるサービスもあるようですので、積極的に利用しましょう。そして、計算ができれば、あとはサラ金業者との交渉です。こういったことが苦手なら、最初から法律家に相談するという方法もあります。以前テレビでやっていた、「かばちたれ」というドラマでは、行政書士さんが債務整理の手続きをしていましたが、実際には、行政書士さんがそういうことを行うのは、弁護士法違反にあたるようです。司法書士か弁護士に相談するのがよいでしょうね。

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このページは、webmasterが2010年4月14日 12:36に書いたブログ記事です。

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